【タイ旅行は「チップ」が基本 必要です!】
日本の国内旅行では、おそらく旅先でチップを渡すことはないでしょう。 海外旅行、タイ旅行となると話は別。「チップ」という習慣の有無に気をつけなければいけません。
タイには欧米の国のように、小額の紙幣を渡す「チップ」の習慣が有ります。タイ旅行をする上で「チップ」を知らない事は、マナー違反になってしまうのでNG。
【タイのチップについて 詳細の情報。実体験からまとめました】
細かな部分はタイ旅行の観光ガイドブックにも載っていない場合も。そこで仕事柄タイに滞在する事も多い。タイ雑貨通販 泰国屋の店主がタイ旅行ブログ記事に必要な情報、アドバイスを書きました。初めてのタイ旅行前の方。タイ旅行中の方。またタイには何度も行っているけれど、「チップ」について意識したことが無いという方。役立つタイのチップ事情が学べるかも!?
【タイと「チップ」について】
チップが必要なときとは、店員さんやスタッフに、親切にしてもらったときと考えてもOKです。タイのホテルでは、荷物を部屋まで運んでくれた。毎日、外出時にルームクリーニングをしてくれた。観光案内などを懇切丁寧にしてくれたなど。(タイでもセブンイレブン等のコンビニ、スーパー、量販店などはチップは不要)
タイ旅行時にタイのホテルに到着すると、一定以上のランクのホテルですとスーツケースなど荷物を部屋まで運ぶ手伝いをしてくれます。(小さな「ゲストハウス」でもフロントスタッフが手伝ってくれたりします)
荷物を部屋まで運ぶ手伝いの後に部屋の使い方、鍵の使用方法などの説明をしてくれます。
ホテルスタッフが部屋を立ち去る前に、さりげなく「サンキュー」またはタイ語で「ありがとう」は、「コップン・カップ」男性言葉。「コップン・カー」女性言葉と声をかけ、20B(バーツ)程度を渡すと問題ないです。(20バーツ すぐに出せるように準備しておきましょう。チップを払うまでが「お約束」の儀式です)
【チップ金額は感覚的なもの。しかし「だいたいの相場」はある】
ホテルのスタッフで、ものすごく親切で感動したのなら40バーツ(20バーツ札を2枚)や50バーツ(50バーツ札)を渡しても良いかも。※昔 ホテルの無料wifi設定がうまくいかずに、親身になって設定を手伝ってくれたタイ人のホテルフロントスタッフに50バーツ渡したかも。あくまでもサービスを受けた際。親切にしてくれた際の気持ちを金額に投影するイメージ。
【タイ旅行中の滞在ホテル。ベッドメーキング、ルームクリーニングとチップ】
起床し観光などで午前中から外出すると、その後は部屋の清掃、ベッドメイキングをしてくれるホテルも多いです。枕元に、20Bまたは40B程度のチップでOKです。ホテル清掃スタッフは、チップの収入が、貴重な収入源である場合も多く、ちゃんと忘れずにチップを置いておきましょう。
【1000バーツのチップはあり?なし?】
1000バーツなどはさすがにチップとしては高額すぎますね。ホテルスタッフに超親切にしてもらった。せいぜい100バーツ程度でしょうか。あまり金銭感覚がずれたチップは逆にスマートでない気がします。
※ホテルのランクによって上積みして下さい。またタイの物価は年々上昇傾向。2018年時点では物価も上がっているので、40B→50Bなどで対応しても良いかもしれません。
【タイのホテル。チップは1バーツも払わない。これはあり?】
ベッドメーキング。ルームクリーニングやシーツ交換など。サービスを受けているのにチップはゼロ。チップゼロはマナー違反。無しです。チップの払い方次第ではタイでのホテルライフがより快適になる可能性も。
日本のビジネスホテルのような感覚でサービスを受けたにも関わらず「チップ・ゼロ」というのは、明らかなマナー違反になるので絶対に避けましょう。タイのホテル、宿泊施設では常識とマナーの無い人間という烙印を押されてしまうと思います。
【タイのホテルフロント等とチップ】
ホテルのフロントで電話でタクシーを呼んで貰った場合。様々なケースがあります。その場合は20バーツ程度は渡しましょう。ホテルのスタッフにおすすめの観光情報や、美味しいレストラン。またタイ料理の食べられる屋台など。親身になってアドバイスしてくれた。その場合も20バーツは最低でも渡しましょう。お互いの信頼関係がレベルアップ。更に快適なホテルライフに変化するかもしれませんね。
タクシーでは基本的にチップは不要ですが、例えば料金が90Bでしたら、100Bを支払い、おつりは不要、チップ扱いにしてもらうなど、少し多めに払うことで、お互い円満ですごせるかもしれません。
チップは原則20B(バーツ)、後はメリハリをつけて少し多めに払うというイメージ。
観光中にベッドメイキングやルームクリーニングをしてもらう場合、私はだいたい枕元などに20Bを原則。荷物を部屋に運んでもらったりなどは20B。細かな頼み事。簡単な観光案内、近所のコンビニやお勧めのレストランなどを教えてもらった場合にはチップを払います。
長期滞在のチェックアウトの日は少し多め(40B,50Bなど)にチップを置いています。※Bはタイバーツの意味です。ホテルやお店によってはフロント、お会計場所にチップボックス(TIP BOX)がある場合も。まぁだいたいチップボックスに入れずに、私は個人的に渡してしまいますが。
【タイでチップはマナー。ホテルスタッフ友人からの裏話。】
友人のタイで働くホテルスタッフと話したところ、ケチなお客はやはり嫌われるよう。バックパッカーのファラン(白人さん)などはチップの払いが悪いと嘆いていました。その点、日本人宿泊客は比較的良いみたいです。一方で見聞きした話によるとタイ旅行中の滞在先のホテルやゲストハウスなどで「チップ」を払ったことが無いという日本人観光客の話も。
豪華なホテルもリーズナブルで少し小汚いゲストハウスでも。仮にきちんと部屋の清掃やシーツの交換など。あなたに対してサービスを行っている場合のチップ。日本のビジネスホテルで連泊をする際に枕元に1000円札を置く必要はありません。しかし、タイ旅行では話は別。最低でも20バーツを置いておく事。それはマナーです。
【日本人はマナーを守る人が多い事で世界的にも有名なはず】
たとえ話です。水洗トイレを使用して万が一流さない人が居たら、それはマナー違反ですよね。路上へのポイ捨ても同じ。本人は良くても、それはマナー違反。タイでは同じレベルと心得ましょう。タイのホテルのスタッフから軽蔑を受けますし、白い目で見られます。もちろん表立って表現する事はないでしょうが。
日本人のマナーは、タイ旅行中でも良いものでありたいものです。ニュースなどで日本代表の試合の後にゴミ拾いをするサポーターの姿が話題となる事があります。迷惑をかけない。また人が捨てたゴミも自らが腰を屈めて拾う。日本人の精神性はあの光景からも見て取れます。タイでチップを渡す箇所で渡さないのは同様にマナー違反であるという事。
【タイ古式マッサージ施術でのチップ相場、金額、チップのタイミング】
タイ雑貨通販泰国屋の店主(ブログ記事の著者)はタイ古式マッサージの基本料金が
・1時間250バーツならチップは50バーツ~
・1時間200バーツ以下ならチップは40バーツ~
だいたい2時間なのでそれの倍ですね。2時間で100バーツを渡しておけば。とりあえずは問題ないかなぁと。
例:2時間で基本施術料金が500バーツならば「100~150バーツ」などをマッサージ後に「コップン・カップ(男性),コップン・カー(女性)」と言って渡す。(マッサージ前にすぐ出せるよう、用意しておくのがポイント)
後はサービス内容(テクニック、やる気、人柄)などで加算しています。このタイ古式マッサージのチップの相場。いわゆる庶民的なタイ古式マッサージ店でマッサージ師さんのリアクションと表情を見て。自分なりにチップの料金テーブル(タイバーツのチップ相場。タイ古式マッサージ編)を作り上げた感じです。
豪華なスパリゾート系、オイルマッサージ系は利用した事ないので ちょっとわかりません。
チェンマイ(地方都市)のほうがバンコクよりもタイ古式マッサージの相場が安くてありがたい。大都会バンコクは基本物価高いです。
フットマッサージのチップも同じ。
あくまでもチップは建前上は気持ちですが。タイでは実際は暗黙のルール。チップはサービスをする側、される側の「お約束」のようなもの。
タイ古式マッサージやホテルでサービスをしてもらったりなど。チップは必須であると考えて間違いないと思います。個人の飲食店、親切なタクシーなどは小銭を受け取らないなどでスマートなチップの気配りを。
タイ旅行。現地タイのチップの習慣を理解して気持ちよくチップ(お金)をプレゼント。自分も相手も気持ちよい体験となるはず。
2018/9/22 更新
【この内容は、個人的主観によるものです。責任などは負いかねます。あくまでも参考程度にご活用下さい】
この「20バーツ紙幣」が特に便利。
※写真20バーツ紙幣は撮影当時
崩御されたプミポン国王陛下のもの
チップは勿論ですが、屋台でのちょっとした買い物など。20B札は小銭、50B、100Bと一緒に1000Bなどの大きなお金とは別にすぐ出せる小銭入れのようなもので管理すると、安全面でもGOODです。
小銭での的確な支払い。端数もきちとん決済。
初めてのタイ旅行者は少しハードル高いですよね?
1バーツ、5バーツ、10バーツ硬貨などなど。
セブンイレブンなどでは1000B札も使えることも多いので、銀行で両替後は、高額紙幣をなるべく細かい紙幣にし、手元に残すようにすると、タクシーや飲食時の支払いなどで助かります。(あまりにも何度も同じセブンで1000バーツを少額買い物で崩そうとして、タイ人の店員さんにやんわりと注意されました。やりすぎに注意...)
20バーツ札。日本人の金銭感覚としては約「200円」くらいのイメージ
セブンイレブンで20バーツ払えばコーラとかお茶とか水とかだいたい飲み物は買えると思います。(タイビールなどお酒は除く....)
【タイと日本の物価の感覚を変換しよう】
読者のあなただけに特別にアドバイス。別の記事でも話しましたが
魔法の公式がありまして
バーツ×10倍で
タイと日本の金銭感覚を「ざっくりと」変換する事ができます
(昔 タイに滞在している日本人の方に教わりました)
1000バーツは一万円。
またはそれ以上の価値という感じです。
1000バーツの札束が何十枚もお財布に。日本人はお金持ちイメージ強いです。タイバーツは日本のお金と違って日本人にとっては金銭感覚が飛びがちです
あたりまえですが「お金」です。タイバーツを含む外国の紙幣、貨幣は見慣れないためか
たまにおもちゃのような錯覚を受ける事が個人的にあります。
1000バーツ紙幣3枚よりも1万円札1枚のほうがズシリと重く感じる。その感覚。現地タイの感覚で 一般的には1000バーツは大きなお金という認識。
くれぐれも「ご注意」下さい。
※「ご注意」の詳細は他の記事でご確認下さい
タイ旅行での「チップ」の考えは人それぞれ。紹介動画、私も同意見かも。